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長野県白馬村にある山村集落 ウィキペディアから
白馬村の北東部、標高約760mの山腹にあり、伝統的な民家群が集落を形成している。東側には物見山・八方山、北側には岩戸山があり、斜面が開けた南西方向は白馬村の中心街と北アルプスの五竜岳、鹿島槍ヶ岳などの山々が望める。集落の東側には石垣を伴った約200枚の大規模な棚田と用水路「青鬼堰」があり、これらは日本の棚田百選に選定されている。また、集落、棚田、用水路、山林などを含む59.7ヘクタールが重要伝統的建造物群保存地区として選定されている。
青鬼の周辺には縄文時代中期・後期の善鬼堂遺跡・馬場遺跡があり、古代から集落が形成されていったと考えられている。現在の民家群は江戸時代後期~明治時代後期、用水路「青鬼堰」は江戸時代末期の万延・文久年間、集落の北側にある青鬼神社・諏訪社は明治時代に築かれたものである。
集落内の民家主屋は15棟あり、うち14棟が伝統的家屋である[1]。これらは現在も住居として使われている。屋根はかつて茅葺きであったが、現在は鉄板被覆となっている。また、伝統的なつくりの土蔵が7棟残っており、火災を考慮して主屋からは離れた場所に建てられている。青鬼神社はこの土蔵群の背後の斜面にあり、集落内には石仏群などの物件が点在している。
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