階段の聖母 (アンドレア・デル・サルト)
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この項目では、アンドレア・デル・サルトの油絵について説明しています。コレッジョのフレスコ画については「階段の聖母 (コレッジョ)」をご覧ください。 |
『階段の聖母』(かいだんのせいぼ、西: Virgen de la escalera, 英: Madonna della Scala)、または『聖マタイと天使の間の聖母子』(せいマタイとてんしのあいだのせいぼし、西: La Virgen con el Niño entre San Mateo y un ángel, 英: The Virgin and Child between Saint Matthew and an Angel)は、イタリア・盛期ルネサンスの画家アンドレア・デル・サルトが1522-1523年に板上に油彩で制作した絵画である。フィレンツェの銀行家ロレンツォ・ディ・ベルナルド・ヤコピ (Lorenzo di Bernardo Jacopi) により委嘱された[1]。作品はチャールズ1世 (イングランド王) に所有されていたが、1649年の王の処刑後、競売に付され、スペイン王フェリペ4世のコレクションに入った。1819年にエル・エスコリアル修道院からマドリードのプラド美術館に移された[2]。