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リンゴの品種 ウィキペディアから
陸奥(むつ)はリンゴの栽培品種の一つ。 1930年にゴールデンデリシャスとインドを交配し、1948年に名称登録された。日本国外ではクリスピン(英語: Crispin)の名前でも流通している[1]。名称の由来は原産地青森県の旧国名陸奥国[2]。
陸奥 | |
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交配 | 'ゴールデンデリシャス' × 'インド' |
品種 | 陸奥 |
開発 | 青森県苹果試験場(現・地方独立行政法人青森県産業技術センターりんご研究所) |
果実は400gから500gと大きめであり、甘酸っぱい適度な酸味と甘み、独特な香りを有する。しかし、きめが荒く加熱加工には不適とされる[3]。したがって、陸奥はそのまま食べるかジュースやドライフルーツ、加熱を伴わない形での調理に利用するのに適している。保存は普通冷蔵で3ヶ月ほどである[2]。
果皮は本来、黄色~黄緑色であるが栽培時に袋かけし、収穫の1ヶ月前に袋を外して日光に当てることで赤く着色する。袋かけせず生育したものを「サン陸奥」といい、袋かけした陸奥より甘味が強い[3]。
陸奥は温暖な環境で生育する。栽培シーズンの中頃に開花し、11月から12月頃に収穫される[3]。自家不和合性 (植物) を有し、他の個体への受粉はしない。二年生植物である[2]。
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