阪急51形電車
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阪急51形電車(はんきゅう51がたでんしゃ)は、阪急電鉄の前身である阪神急行電鉄が1920年に導入した電車である。1920年の神戸線開通に備えて投入された木造3扉の本格的高速電車で、車体の大型化と高速性能の向上が図られた[1]。
形態は5種類に分かれ、51形・63形・75形・81形・87形(当初は300形)に分類される。また、本形式のうち試験的に鋼体化改造を実施された51と78を、その後本形式の610系への改造に際して1形の台車及び電装品と換装して整理改番の上登場した98形についても、本形式と同一グループの車両であることから本項で併せて紹介する。