透明度板
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透明度板(とうめいどばん)とは、水の透明度や濁度を調べるために利用される、円形の板である。大きく分けて2種類存在し、直径30センチの白い円盤のタイプと、直径20センチの白い円盤を円の中心を通る直交した2本の直線で4等分して隣り合わない任意の2つの区画を黒く塗ったタイプがある。いずれのタイプも円盤に棒か紐を取り付けて、水中へとゆっくりと沈めてゆき、円盤が肉眼で何メートルの深さまで見えるかを確認するという方法で用いられる。イタリア人のアンジェロ・セッキーが考案したことから、セッキー板やセッキ板(イタリア語:Disco di Secchi)とも呼ばれ、また円形であることからセッキー円盤やセッキ円盤とも呼ばれる。