逆推力装置ウィキペディア フリーな encyclopedia 逆推力装置(ぎゃくすいりょくそうち)とは、ジェットエンジンが発生する推力の向きを逆にすることによって飛行機を減速させるための装置である。スラストリバーサー[1][2] (英: thrust reverser) とも呼ばれる。 エアバスA321のCFM56エンジンに搭載された逆推力装置 着陸後初期の高速滑走状態で使用され、滑走距離を短縮するために用いられる。滑走速度低下後は車輪ブレーキとスポイラーのみによって制動が行なわれる[2]。機体を減速させるだけの逆推力を得る為にエンジン出力が増大されるので、接地直後の数秒間だけエンジン音が一段と大きくなる。
逆推力装置(ぎゃくすいりょくそうち)とは、ジェットエンジンが発生する推力の向きを逆にすることによって飛行機を減速させるための装置である。スラストリバーサー[1][2] (英: thrust reverser) とも呼ばれる。 エアバスA321のCFM56エンジンに搭載された逆推力装置 着陸後初期の高速滑走状態で使用され、滑走距離を短縮するために用いられる。滑走速度低下後は車輪ブレーキとスポイラーのみによって制動が行なわれる[2]。機体を減速させるだけの逆推力を得る為にエンジン出力が増大されるので、接地直後の数秒間だけエンジン音が一段と大きくなる。