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日本の映画 ウィキペディアから
『轟轟戦隊ボウケンジャー THE MOVIE 最強のプレシャス』(ごうごうせんたいボウケンジャー ザ ムービー さいきょうのプレシャス)は、2006年8月5日より東映系で公開された日本の映画作品。特撮ヒーロー番組「スーパー戦隊シリーズ」『轟轟戦隊ボウケンジャー』の映画化作品である。同時上映は『劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE』。
クレジットなどで確認できないスーツアクターの役柄を記載する場合には、必ず信頼可能な情報源からの出典を示してください。出典の無い情報については、Wikipedia:独自研究は載せないに基づき一定期間ののち除去されるおそれがあります(プロジェクト:特撮/スーツアクターの役名記載についてでの議論に基づく) |
2003年8月公開の『爆竜戦隊アバレンジャー DELUXE アバレサマーはキンキン中!』以来、3年振りの夏休みロードショーとなった。本作品以降の劇場版も8月上旬に公開されている。
例年、エンディングに実施していたキャスト・スタッフロールをオープニングで統一する形式となり、前年まであったエンディングダンスもテレビシリーズ同様に廃止された。
監督の諸田敏は、遠方ロケや登山シーンでクレーンを6台用いるなどしたことから予算を使いすぎたが、実際にその場所にいるということを見せることが重要であったと述べている[1]。また、シリーズ30作目ということも本作品では、ストーリーの組み立ての上で意識はしていないという[2]。
本作品と同時期にテレビシリーズの第19・20話を並行して撮影していたため、高丘映士 / ボウケンシルバー役の出合正幸は、本作品で先行してボウケンジャケットを着用しており、仲間となったシーンもテレビシリーズではまだ撮影されていなかったという[3]。諸田は、映士の芝居に関しても出合本人と第17・18話を監督した中澤祥次郎と話し合い、最終的なテイストは出合本人に任せたという[2]。
映画冒頭にプールの排水口に腕時計が吸い込まれ取ろうと明石暁 / ボウケンレッドがもがくシーンがあり、公開日5日前の7月31日に発生したふじみ野市のプールの吸水口に小学生女児が吸い込まれ死亡した事故を考慮し、上映前に「ボウケンジャーからのおねがい」と題してプールでの事故の注意を子供たちに呼びかけるテロップが全国で順次追加され、同様の注意を呼びかけるチラシも配られた。
突如、街中に出現した巨大な岩山。そこに佇む謎の少女ミューズは、全世界の「最も強き方」へ向けて、自分の持つプレシャスを受け継いで欲しいとのメッセージを発信する。
休暇中だったボウケンジャーは、プレシャスを狙い動き出したネガティブシンジゲートを倒し、プレシャスを保護するため岩山へ向かう。時を同じくして、伝説のUMA(未確認生物)ハンターであり、ボウケンレッド / 明石暁の父である明石虹一もまた岩山を目指していた。
行く手に待ち受ける様々なトラップによって仲間が消えていく中、それでもプレシャスを保護するために進み続ける明石。それを目の当たりにした虹一は明石に自分にとって大切なものは何か問う。
テレビシリーズの登場人物については、轟轟戦隊ボウケンジャーの登場人物を参照。
シリーズの劇場版史上初めて、本作品ではボウケンジャーの変身後を演じるスーツアクターについても、下記の通り役名とセットでのクレジット表記がなされた。
ノンクレジット[9]
『特捜戦隊デカレンジャー THE MOVIE フルブラスト・アクション』、『魔法戦隊マジレンジャー THE MOVIE インフェルシアの花嫁』に続き、雑誌『特撮エース』に掲載。津島直人作画。前2作と違い単行本化はされなかった。
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