要港部
海軍の根拠地として艦隊の後方を統轄した機関 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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要港部(ようこうぶ、旧字体:要󠄁港󠄁部)は、日本海軍の機関で、海軍の根拠地として艦隊の後方を統轄した機関。
長は司令官であり、海軍少将または海軍中将が充てられた[1]。昭和11年(1936年)6月、舞鶴要港部のみ司令官が親補職となり、海軍中将の補職が制度化された(それ以前より舞鶴要港部司令官は着任時に全て海軍中将[1][2])[1]。昭和13年(1938年)11月、全ての要港部司令官が親補職となり、海軍中将の補職が制度化された[3][4][注釈 1]。
鎮守府司令長官と要港部司令官の間に直接の指揮関係はなかった[1]。
海軍の規模拡大に伴い、鎮守府だけでは破綻を来たした諸業務を分掌させるべく、より権限を拡大した警備府に改組された。