西欧同盟
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西欧同盟(せいおうどうめい、英語: Western European Union, WEU、フランス語: Union de l'Europe occidentale, UEO)は、1948年に署名された、冷戦期における西ヨーロッパ諸国の間における防衛に関する合意事項をうたったブリュッセル条約の実行を使命としていた国際組織。冷戦終結以降、欧州連合がより広範な役割を果たすようになり、西欧同盟の使命や機関は欧州連合に移管されている。
概要
西欧同盟 | |
Western European Union | |
Union de l'Europe occidentale | |
加盟国 ・ 準加盟国 ・ オブザーバ ・ 協力パートナー | |
本部 | ブリュッセル |
変遷 | |
–ブリュッセル条約署名 | 1948年3月17日 |
–パリ会議 | 1954年10月21日 |
–リスボン条約発効 | 2009年12月1日 |
–廃止 | 2010年3月31日 |
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2009年、西欧同盟の集団的自衛条項がこの年に発効したリスボン条約に引き継がれた。その結果、2010年3月31日にブリュッセル条約はその効力が停止され、西欧同盟の活動は2011年6月30日に正式に終了した[1][2]。