装蹄師
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装蹄師(そうていし)とは、馬の蹄に蹄鉄を打つ技術者のことである。鉄屋は本来蔑称とされる[要出典]。
牛の蹄には一般に蹄鉄は装着せず削蹄のみを行い、この作業を行う技術者は牛削蹄師(ぎゅうさくていし)と呼ぶ[1]。
作業としては大まかに分けると蹄鉄の作成、馬蹄の削蹄、蹄鉄の打付けである。
蹄を削ることによって四肢のバランスを整え、蹄鉄を履かせることで蹄の磨耗を抑えることができる。また馬場に合った特殊な蹄鉄を履くことで最大限に競走能力を発揮させることを助けることもある。
ごく軽度の屈腱炎の治療を補助する処置を行うこともある。もちろんその逆もあり、削蹄が悪いと脚元に負担がかかり屈腱炎その他の疾病が発症するということもある。
日本での個人事業税は獣医師が5%、畜産業が4%であるが、装蹄師業は按摩や鍼灸などと同じく最低税率の3%となっている[2]。