菜の花
アブラナ科アブラナ属の花の総称 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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菜の花(なのはな)は、アブラナ科アブラナ属の花の総称[1]。特にアブラナまたはセイヨウアブラナの別名としても用いられる。また、菜花(なばな)は、ナタネ、カブ、ハクサイ、キャベツ、ブロッコリー、カラシナ、ザーサイなどアブラナ科アブラナ属で主として花や葉茎を食するものをいう[1]。菜の花の「菜」とは食用の意味であり、菜の花とは食用の花の意味である。コマツナ、ハクサイ、チンゲンサイなどは葉を若どりして食べるもので、そのまま育てて薹(とう)立ちさせると、黄色い花が咲いて花蕾を食べることができる[2]。
なお、アブラナ属以外のアブラナ科の植物には白や紫の花を咲かせるものがあるが、これを指して「白い菜の花」「ダイコンの菜の花」ということもある。紫の花を咲かせるオオアラセイトウは別名で「紫色の菜の花」を意味するムラサキハナナの名でも呼ばれている。