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能代役七夕
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能代役七夕(のしろやくたなばた)は、毎年8月6日から7日にかけ、秋田県能代市で行われる祭りである。6日の午後から夜にかけて、巨大な鯱飾りを載せた城郭型の灯籠が市内を練り歩き、7日夜には、灯籠から取り外された鯱飾りを米代川に浮かべ、火をつけて送り流す「鯱流し」という行事が行われる。祭りは江戸時代に起源を持つ能代の住民自治の仕組みであった五町組(五丁組)制度と深い関わりがあり、これら町組を構成する各町が「若」と呼ばれる祭りの実行団体を組織して実施にあたる。また、年ごとに祭りの実施主体となる町組と、その中でも大丁と呼ばれる当番町が決められており、町組のローテーションは5年で一巡する。灯籠を出して祭りを実行するのはその年の当番となる町組のみであり、それ以外の4つの町組は観客の側であって運営には関わらない。また、各町組で灯籠の運行コースが異なるため、毎年灯籠の運行コースが変わり、参加する灯籠の台数も一定しないのが大きな特徴である。なお、能代市では8月の第1週を「七夕ウィーク」と称し、2日に「こども七夕」、3・4日に「天空の不夜城」という2つの祭りが、役七夕に先立って行われる[注釈 1]。本記事では、これら能代の七夕行事についても一括して記述する。
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