肉食系
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肉食系(にくしょくけい)とは人間の性格と行動様式を表す言葉で、恋愛や異性との関係に積極的な人のことである[1]。積極的に肉(肉体)を求める様子、もしくは狙った相手を捕まえようとする様子を肉食動物が他の生物を捕殺するさまに例えて表現したものである。肉を好んで食べるという意味ではない。対義語は草食系。
これは主に、若者の傾向を示す言葉であるため、恋愛に関して、異性への振る舞いや、積極性の強さの度合いを表す時に用いられており、積極性の強い男子には「肉食系男子」、積極性の強い女子には「肉食系女子」という言葉が使われている。肉食系は積極的、攻撃的、行動的、現実的、社交的な外向的傾向が強くコミュニケーション能力が高い。
異性関係に積極的なことを「肉食」と例えることは明治の頃から存在し、夏目漱石「吾輩は猫である」第十一話に「…君一夫多妻主義ですか」「多妻主義じゃないですが、肉食論者です」との表現がある。2009年の流行語大賞候補語にノミネートされた[2]。