第四間氷期
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『第四間氷期』(だいよんかんぴょうき)は、安部公房のSF長編小説。「序曲」「プログラム カード No.1」「プログラム カード No.2」「間奏曲」「ブループリント」の5章から成る。日本で最初の本格的長編SF小説だとされている[1]。万能の電子頭脳「予言機械」を研究開発した博士が、実験台として或る中年男の未来を予言しようとするが、ハプニングに見舞われ事態が思わぬ方向に導かれ、やがて「予言機械」による人類の苛酷な未来予測像と、己の運命が明らかとなる物語。受け容れがたい人類の未来が博士自身の予言機械の未来像であり、それに適応するために、己の研究組織により現在の己が否定されることになるというパラドックスと葛藤が描かれ、日常[要曖昧さ回避]性と未来の関係、現在にとって未来とは何かを問うている[2]。
概要 第四間氷期, 訳題 ...
第四間氷期 | |
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訳題 | Inter Ice Age 4 |
作者 | 安部公房 |
国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
ジャンル | 長編小説、SF小説 |
発表形態 | 雑誌掲載 |
初出情報 | |
初出 |
『世界』 1958年7月号-1959年3月号 |
刊本情報 | |
出版元 | 講談社 |
出版年月日 | 1959年7月5日 |
装幀 | 安部真知(挿絵と兼務) |
総ページ数 | 251 |
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