Loading AI tools
ウィキペディアから
竹筒飯(たけづつめし、ちくとうはん、中国語: 竹筒饭、英語: Sticky rice in bamboo)とは、竹の中に、炊き込みご飯用に味付けした米をはじめとして様々な具を入れたあと、直火で炊いたものである。カレー等の場合には白米のみで炊き込む。切ったばかりの青竹は水分を多く含み直火でも焦げる程度であり鍋の代わりとなる。アジアでは、竹が簡単に調達できることから古くから使用されている。最近のアウトドアブームで、竹筒飯に挑戦する人も増えている。
この記事は中国語版の対応するページを翻訳することにより充実させることができます。(2021年2月) 翻訳前に重要な指示を読むには右にある[表示]をクリックしてください。
|
中国、台湾、日本では「竹筒飯」(簡体字: 竹筒饭)と呼ばれる。韓国では대통밥(竹筒ご飯)と呼ばれる。
大きく分けて下記の4種類がある。
東南アジアではもち米が使用されるが、現地日本人の場合ジャポニカ米にもち米を混ぜる人もいる。
具は自由でありタケノコ、人参、シイタケ、エビ、栗、川魚(鮎)等好みによる。
レマン(lemang)はインドネシア料理で、特にもち米、ココナッツミルク、塩から作られたミナンカバウの伝統的な料理である。米が竹にくっつくのを防ぐためにバナナの葉を棒に巻いて入れた後、中に材料を入れる。東南アジア、特にインドネシア、マレーシア、ブルネイ、シンガポールでよく見られる。沢山作る場合レマン竹(Buluh lemang)の長さは下部の台座節部分を含め80 cmのものが推奨されるが長すぎると上部が炊き上がらない。竹の太さは同じではなく、竹の太さ分けによりレマンの値段が異なる。
カンボジアではクララン(クメール語: ក្រឡាន)と呼ばれる。もち米をココナッツミルクと豆と共に竹筒に入れて炊く食品で[2]、旧正月やクメール正月に食べられる。クラチェ県のThma Krae村は、クラランに用いられるもち米の産地として知られる[3]。
この節には内容がありません。 (2024年1月) |
この節には内容がありません。 (2024年1月) |
この節には内容がありません。 (2024年1月) |
龍脊竹筒飯(龙脊竹筒饭):竹筒の中に材料を満タンではなく3/4程度入れ葉物野菜またはサツマイモで蓋をする。専用の炊き台は斜め、やや斜め、水平の3段階で炊くことが出来る。もち米の炊き込み以外にも、鶏肉を詰めた料理(竹筒鶏)がある。龍脊竹筒飯は日本人の味覚に合っており評判が良い。
竹筒ビリヤニ(bamboo Biryani)はインディカ米に鶏肉を使用するものと野菜を使用するものがある。
夜市の屋台(店主の出身郷土等)により使用する材料、調理法に違いがあり、味が異なる。
原住民料理の邵族竹筒飯、阿美竹筒飯として民族村等で販売もされている。泰雅香菇竹筒飯は温泉で有名な烏來で食べることが出来る。
大砲型大竹筒飯では、香菇雞湯、貢丸、肉羹、麻婆豆腐等4つの料理と2つのご飯(四格菜(湯)兩格飯)を1本の竹で一度に作る料理店もある。焦がさないよう火加減に注意する必要があり強すぎる場合には竹に水を噴霧して調整する。
筒仔米糕は蒸しあげたもので、蒸しあがった後、竹から出して上に肉や香菜(パクチー)等を乗せる。
花蓮懸清水山登山(2,408 m)で、民宿竹筒飯(もち米はカロリーが高い)は人気がある。
韓国南西部の潭陽(タミャン)郷土料理でインゲン、エンドウ豆、クルミ、キノコ等を入れた蒸しご飯である。
潭陽には竹林が多く有り「韓国竹博物館」がある。
ボーイスカウトで野外料理(サバイバル料理)として白米の竹筒飯を体験した人もいる。
家族の場合、色々な料理を作るため、簡単に釜めし/炊き込みご飯の素を利用する案もある。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.