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生神女福音大聖堂 (モスクワ)
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モスクワのクレムリンにある生神女福音大聖堂(しょうしんじょふくいんだいせいどう、Благовещенский собор、Cathedral of the Annunciation)は、生神女福音祭を記憶するロシア正教会の大聖堂である。ブラゴヴェシェンスキー大聖堂ないしブラゴヴェシェンスキー寺院[1](いずれもБлаговещенский соборから、前半部を片仮名で転写したもの)とも呼ばれるが、これは「生神女福音祭」を表す"Благовещенский"に由来するロシア語名である。
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生神女(しょうしんじょ)とは正教会において聖母マリアを指す"Θεοτόκος"(ギリシャ語:セオトコス)[2]"・Богородица"(教会スラヴ語:ボゴロージツァ)といった「神を生みし女」「神の母」を意味する各言語における称号の、日本正教会における直訳的な訳語である。
生神女福音祭とは生神女マリヤにイイスス・ハリストスが宿ったことが天使から告げられたことを記憶する祭であり、これを記憶するのが生神女福音聖堂である。カトリック教会の受胎告知に相当するが、正教会では「受胎告知」の語彙は用いられず、従って正教会の聖堂に「受胎告知聖堂」などの訳語を当てるのは適切ではない。