特許庁総合庁舎
ウィキペディアから
ウィキペディアから
特許庁総合庁舎(とっきょちょうそうごうちょうしゃ)は、東京都千代田区霞が関にある日本の中央省庁の庁舎。特許庁及び独立行政法人工業所有権情報・研修館が入居する。
1989年(平成元年)3月に竣工。同所にあった1934年(昭和9年)竣工の旧庁舎(所在地の旧地名に因んで、三年町庁舎と呼ばれた)を建て替えたものである。官公庁としては初めての、また、竣工当時としては民間を含めても最大規模のインテリジェント・ビルであった[2] 。
庁舎の中央には光庭が設けられ、基準階では光庭を挟んで南北に各2,400m2の執務室が設けられている[3]。官公庁としては珍しく、外壁は花崗岩貼りとされている[2]。
地球温暖化対策として、30kWの太陽光発電設備、複層ガラス、ビルエネルギー管理システム(BEMS)、雨水を再利用する中水道を採用している[4]。また、近隣の霞が関ビル、東京倶楽部ビル、新霞が関ビル、商工会館・弁理士会館ビルとともに、地域熱供給を行っており、蒸気及び冷水の供給を受けて、冷暖房、給湯、加湿を行っている[5]。
設備や機器等が老朽化しているため大規模な改修を行っており[6]、一部の部署が2016年竣工の住友不動産六本木グランドタワー(六本木三丁目東地区プロジェクト)に仮移転している[7][8][9]。
江戸時代は日向延岡藩内藤家の屋敷があった位置である。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.