点字楽譜
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点字楽譜(てんじがくふ)は、視覚障害者のために点字で記述された楽譜のこと。
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点字楽譜という点字の利用法は、ルイ・ブライユによるブライユ点字の発明初期からあった。もともと教会でパイプオルガンの演奏をしていたブライユは、ブライユ点字を1825年(何をもって発明とするかによって、発明年は多少異なる)に発明した後、「文字としての点字」よりも先(1834年)に点字楽譜の表記体系を完成させている。ブライユがアルファベットなど文字としての点字表記法を完成・発表したのはその3年後の1837年のことである。
日本においては、1893年(明治26年)12月18日に佐藤国蔵が点訳した『国民唱歌集』(小山作之助編纂)が、国内初の点字楽譜とされている[1]。