淡路 剛久(あわじ たけひさ、1942年〈昭和17年〉1月1日 - )は、日本の法学者。民法・環境法。立教大学名誉教授。教え子に、民法学者の野澤正充がいる。安全保障関連法に反対する学者の会・呼びかけ人である。
- 日本交通法学会理事(1972年 - )
- 日本私法学会監事(1986年 - 1991年)、理事(1991年 - 1999年)
- 日仏法学会理事(1986年 - 1991年)
- 日本環境会議理事(1991年 - )、理事長
- 日本法社会学会理事(1991年 - )
- 国際人権法学会理事(1991年 - 2003年)
- 環境経済・政策学会理事(1995年 - )
- 環境法政策学会理事・事務局長(1997年 - )
- 東京都消費生活対策審議会委員・部会長(1987年 - )
- 法務省司法試験第二次考査委員(1991年 - 2000年)
- 文部省大学設置・学校法人審議会専門委員(1994年 - 1999年)
- 東京都消費生活対策審議会委員・会長(1994年 - 1998年)
- 文部省(文部科学省)日本ユネスコ国内委員会自然科学小委員会調査委員(1994年 - )
- 神奈川県環境審議会特別委員(1996年 - 1997年)
- 東京都消費者被害救済委員会委員(1998年 - )、会長(2001年 - )
- 世田谷区消費生活審議会会長(1999年 - )
- 世田谷区環境審議会委員・専門部会長(2000年 - 2004年)
- 埼玉県戦略的環境評価技術委員会小委員会委員(2002年 - )
- 人事院国家公務員採用I種試験委員(2003年 - )
- 日本学術会議第20期会員・法学委員会委員長(2005年 - )
単著
- 『公害賠償の理論〔増補版〕』(有斐閣,1978年・初版1975年)
- 『連帯債務の研究』(弘文堂,1975年)
- 『環境権の法理と裁判』(有斐閣ブックス,1980年)
- 『スモン事件と法』(有斐閣,1981年)
- 『企業の損害賠償と法律』(日本経済新聞社、日経文庫,1983年)
- 『不法行為法における権利保障と損害の評価』(有斐閣,1984年)
- 『開発と環境―第一次産業の公害をめぐって』(日本評論社,1986年)
- 『紛争と民法』(放送大学教育振興会,2002年)
- 『債権総論』(有斐閣,2002年)
- 『入門からの民法―財産法』(有斐閣,2011年)
共編著
- (谷口知平・澤井裕)『公害の法律相談』(有斐閣,1971年)
- (加藤一郎)『公害・環境判例』(有斐閣,初版1974年・第2版1979年)
- (池田真朗・泉久雄・岩城謙二・鎌田薫・國井和郎・下森定)『目で見る民法教材〔第2版補訂2版〕』(有斐閣,2001年・初版1988年)
- (池上惇・林健久)『二十一世紀への政治経済学―政府の失敗と市場の失敗を超えて』(有斐閣,1991年)
- (森島昭夫)『公害・環境判例百選』(有斐閣,1994年)
- (阿部泰隆)『環境法〔第4版〕』(有斐閣ブックス,2011年・第3版2003年・第2版1998年・初版1995年)
- (宇佐見大司・伊藤高義)『不法行為法の現代的課題と展開―森島昭夫教授還暦記念論文集』(日本評論社,1995年)
- (寺西俊一)『公害環境法の新たな展開』(日本評論社,1997年)
- (植田和弘・長谷川公一)『環境政策研究のフロンティア―学際的交流と展望』(東洋経済新報社,2001年)
- (山田卓生・野村豊弘・藤岡康宏・佐藤義彦)『基本判例民法』(有斐閣,2001年)
- (編集代表)『環境法辞典』(有斐閣,2002年)
- (岩渕勲)『企業のための環境法』(有斐閣,2002年)
- (田村昌三との共編集代表)『化学物質規制・関連法事典』(丸善,2003年)
- (大塚直・北村喜宣)『環境法判例百選〔第2版〕』(有斐閣,2011年・初版2004年)
- (川本隆史・植田和弘・長谷川公一)『リーディングス環境 第1~5巻』(有斐閣,2005-2006年)
- (寺西俊一・吉村良一・大久保規子)『公害環境訴訟の新たな展開―権利救済から政策形成へ』(日本評論社,2012年)
- (宮本憲一)『公害・環境研究のパイオニアたち』(岩波書店,2014年)
- (吉村良一・除本理史)『福島原発事故賠償の研究』(日本評論社,2015年)