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流れ橋
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流れ橋(ながればし)は橋の形式の一つで、河川の増水時に橋桁(はしげた)が橋脚から分離して流出する構造を持つ橋である。流れに逆らわず自動的に橋桁が外れて流されることで、橋梁が流木や土石等の流下物を堰き止めることで生じる川の氾濫を起こしにくくすることができる。日本のほかアイルランド、オーストラリアなどに見られる[要出典]。
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日本の代表的な流れ橋の一つ。京都府の久御山町 – 八幡市間、木津川に架けられている。(2007年撮影)
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流れ橋は一般に、水面からの高さが低く歩行者用の比較的小型の橋で、欄干や手すりのないものが多い[1][2][3]。橋脚は流失しないため、洪水後に残された橋脚の上に新たな橋桁を載せることで、新しい橋を建設するよりも容易に橋を復旧できる。またロープやワイヤーロープなどで橋桁を橋脚や岸に繋ぎとめておき、流出時に回収しやすくする例も多く、これであれば流された橋桁を捜索したり新造したりする必要がないため、さらに橋の復旧コストを抑えることができる[4]。