津軽地震
1766年に発生し、津軽平野一帯に甚大な被害をもたらした大地震 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
津軽地震(つがるじしん)は、1766年3月8日(明和3年1月28日)に発生し、津軽平野一帯に甚大な被害をもたらした大地震である。近世津軽領に最大級の被害を出した。地震の規模は、M6.9あるいはM7+1⁄4±1⁄4と推定される。弘前から大釈迦付近で発生したとされる[1]。明和津軽地震とも[2][3]。油川では現在の震度にして、震度7相当の揺れと推定されている。地震により弘前城の損壊などが発生。死者は約1,500人に達し、深刻な被害となった。津波も発生し、千葉県の銚子に届いたとの記録もある。 起震断層は、津軽山地西縁断層とする説と[4]知られていない断層とする考えがある[3]。