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日本の政治家 (1966-) ウィキペディアから
池田 佳隆(いけだ よしたか、1966年(昭和41年)6月20日 - )は、日本の政治家。衆議院議員(4期)。
池田よしたか | |
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公式サイト | https://ikeda-yoshitaka.jp/ |
YouTube | |
チャンネル | |
活動期間 | 2011/10/23 |
ジャンル | 政治 |
登録者数 | 28人 |
総再生回数 | 5,395回 |
チャンネル登録者数・総再生回数は 2024年1月12日時点。 |
愛知県で生まれ、現住所は名古屋市緑区鳴子町2丁目[5][6][1][7]に置く。東海中学校・高等学校、成城大学法学部法律学科を経て[1]、慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程を修了[2][8]し、家業の化学薬品メーカー三興コロイド化学[9][10]を継ぐ[1]。
1993年名古屋青年会議所入会、2000年理事、2003年日本青年会議所東海地区協議会理事、2004年名古屋青年会議所理事長、2005年日本青年会議所副会頭。
2006年日本青年会議所会頭[8]、在任時に会議所が「誇り ―伝えようこの日本(くに)のあゆみ―」を制作する[11]。
2006年に文部科学省新教育システム開発プログラムステアリング・コミッティー委員[12]となり、6月に衆議院教育基本法特別委員会の参考人で自虐史観批判の立場から[13]「純真無垢な愛国心の醸成を図る」と述べ[14]、7月に内閣官房長官の安倍晋三と面会して政治家を志す[15]。安倍は9月20日の自民党総裁選で初当選して9月26日に首相に就任した。10月に「五人組」と称される安倍ブレーンの一人であった法学者の八木秀次[16][17]を理事長とする一般財団法人日本教育再生機構が発足すると、池田は理事[15]となる。日本青年会議所広報誌『We Believe』2006年12月号に、安倍との対談が掲載された[13]。池田はのちの取材で「安倍先生の政治信条、政治姿勢が大好き。常に感銘を受け、その背中を見ながら今も生きている」と述べている[14]。
2007年1月に『誇り高き国 日本―この国に生まれて本当に良かった』(ダイヤモンド社)を上梓した。
2012年の第46回衆議院議員総選挙で愛知3区に自由民主党から立候補し、元環境副大臣で民主党の近藤昭一を破り、初当選する。愛知3区で自民党議員の勝利は初である[18]。
2014年の第47回衆議院議員総選挙で、前回下した近藤に愛知3区で敗れて重複立候補した比例東海ブロックで復活して再選[19]される。
2017年の第48回衆議院議員総選挙で、立憲民主党公認の近藤に愛知3区で再び敗れて比例復活で3選[20][21]となる。
2021年の第49回衆議院議員総選挙で、立憲民主党公認の近藤に愛知3区で敗れて比例復活で4選[22][23]となる。
2021年10月6日、第一次岸田内閣で文部科学副大臣に就任、第二次岸田内閣の2022年8月12日まで務める。
2023年12月10日に、自民党5派閥の政治資金パーティーの裏金問題で池田が直近5年間で4000万円超の裏金のキックバックを受けた疑いが報じられ[24]、12月27日に東京地検特捜部は、政治資金規正法違反の疑いで池田の衆議院議員会館事務所、東京都港区の議員宿舎、名古屋市天白区にある地元事務所を捜索[25][26][27]したが、コンピューターなどの記録媒体は証拠隠滅を企図して破壊されていた[28][29]。池田は体調不良を理由に2023年12月5日頃から国会を欠席して疑惑について説明していない[30]。
2024年1月7日に東京地検特捜部は、政策秘書と共謀して政治資金収支報告書にうその記載をしていたとして、政治資金規正法違反の疑いで、池田と政策秘書の2人を逮捕した[31]。自民党は1月7日に池田の除名処分を決定し[32]、衆議院は1月9日に、池田が7日付で会派「自民党・無所属の会」を離脱したと発表した[33]。
1月26日、東京地検特捜部は池田を政治資金規正法違反で東京地裁に起訴した[34]。
2023年10月、神戸学院大学教授の上脇博之は、自民党5派閥が政治資金パーティーの収入を2018~2021年分の政治資金収支報告書に計4168万円分を過少記載したとて、各派閥の当時の会計責任者らを政治資金規正法違反(不記載・虚偽記入)容疑で告発した[53][54][55]。告発された記載漏れの清和政策研究会(安倍派)の金額は1952万円と、各派閥の200万~900万円台と比べて突出していることが明らかとされた[56]。11月24日の時点で、安倍派は54か所の収支報告書の訂正に追い込まれた[57]。
同年11月29日、文春オンラインは、安倍派の2021年の政治資金パーティーの大口購入者35社のうち3割以上の13社が、池田の政治団体に献金またはパーティー券を購入したことのある支援企業であること、また2022年の大口購入者17社のうち3割以上の6社が池田の支援企業であると報じた[57][58][59][60] [61]。自民党関係者は取材に対し「池田氏は萩生田光一政調会長の舎弟のような存在」と答え、安倍派関係者は「池田氏は異常なほどパーティー券をさばいていると言っていい」と答えた[57]。
2023年12月1日、朝日新聞が、自民党の派閥が開いた政治資金パーティーをめぐる問題で、安倍派が、所属議員が販売ノルマを超えて集めた分の収入を裏金として議員側にキックバックする運用を組織的に続けてきた疑いがあるとスクープした[62]。安倍派は2018~2022年に毎年1回パーティーを開き、計6億5884万円の収入を政治資金収支報告書に記載している[63]。一方、収入・支出のいずれにも記載していない裏金の総額は直近5年間で1億円を超えるとされ(のちに5億円に修正[64])、共同通信は「実際のパーティー収入は少なくとも8億円前後に膨らむ可能性がある」と報じた[65]。清和政策研究会の政治資金収支報告書の記載内容は下記のとおり[注 2]。
パーティー券は通常1枚2万円であるため、販売枚数が推計できるが、枚数に対する購入者の比率は2018年から2022年にかけてすべて「0.675」で統一されている。日本大学名誉教授の岩井奉信は「絶対にあり得ない」とし、安倍派は政治資金収支報告書に架空の購入者数を記入したとみられる[73][74]。
同年12月10日、朝日新聞は、大野泰正が直近5年間で5,000万円超、池田と谷川弥一がそれぞれ4,000万円超の裏金のキックバックを受けた疑いがあると報じた[24]。12月22日、安倍派においては、議員側の「中抜き」を含む3つのパターンで裏金づくりを行っていたことが関係者の証言により明らかとなった[75][注 3]。
同年12月27日、東京地検特捜部は政治資金規正法違反の疑いで池田の衆議院議員会館事務所、東京都港区の議員宿舎、名古屋市天白区にある地元事務所に捜索に入ったが[25][26][27]、データを保存するコンピューターなどの記録媒体は破壊されたあとだった[28][29]。事務所関係者同士のLINEのやりとりも削除されていた[78]。記録媒体の破壊が報じられると「ドリル優子よりも悪質」などの非難がネット上であがり、その余波で小渕優子への中傷も行われた[79][80]。池田は12月に4回あった衆議院の本会議を全て欠席し、公の場での説明を避けた[81]。
明けて2024年1月7日、東京地検特捜部は池田と政策秘書を政治資金規正法違反(不記載、虚偽記載)容疑で逮捕した[31]。逮捕容疑では、2人は共謀し、2018から2022年の5年間、派閥からパーティー券販売ノルマ超過分として計約4800万円を受け取りながら、自らの政治団体の政治資金収支報告書に記載せず、収入を少なく記入したとされる。政策秘書はこの政治団体の会計責任者。特捜部は、池田が虚偽記入を具体的に把握しており、罪証隠滅の恐れがあるとみて、逮捕に踏み切った[82]。毎年5~10枚を購入してきた東海地方の企業の役員は取材に応じ、「パーティー券は派閥のために使われると思っていた。池田さんにキックバックされると知っていたら買う意味はなかった。話が違う」と話した[83]。自民党は同日、池田の逮捕を受けて党紀委員会に処分を諮り、池田の除名処分を決定した。茂木敏充幹事長は「大変遺憾に思っている。重く受け止め、今後の捜査の推移を見守りたい」とコメントした[84]。
同年1月26日、東京地検特捜部は池田と政策秘書を政治資金規正法違反の罪で起訴した[85]。2月5日、東京地裁は池田の保釈を認める決定をした[86]。池田は保釈保証金1500万円を即日納付[87]。検察側は保釈決定を不服として準抗告したが、東京地裁は検察側の準抗告を退ける決定をし[88]、同日夜、池田は東京拘置所から保釈された[86][89]。
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