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水素化ウラン爆弾
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水素化ウラン爆弾 は原子爆弾の派生型設計の1つで、1939年にロバート・オッペンハイマーが概念を示唆し、エドワード・テラーが実現を提唱して実験を行った[1]。これは水素またはその同位体である重水素をウラン235と化合させた水素化ウランを用いるもので、水素が高い中性子減速能を持つことを利用して核分裂で発生する中性子を減速し、連鎖反応の速度を抑えることを狙っていた。
アップショット・ノットホール作戦のルース(Ruth)実験とレイ(Ray)実験で爆発実験が行われた。どちらも核出力はTNT換算200トンに止まり、不完全核爆発であった[1][2]。
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