死の崇拝

死の崇拝（しのすうはい、英語: death cult〔デス・カルト〕, Death-Worship〔デス・ワーシップ〕）とは、自殺攻撃的・自爆テロ的な思想^[1][2]、ディストピアにおけるイデオロギー^[3][4]。

• 死の崇拝（death cult）^[1][2]。枢軸国ナチスドイツ・大日本帝国、イスラム圏（タリバン）等で知られる^[2]。

→詳細は「自殺攻撃」、「自爆テロ」、および「オクシデンタリズム」を参照

• 死の崇拝（Death-Worship）^[3][5]。ディストピア小説『1984年』に登場する国家イースタシア（Eastasia 東アジア）のイデオロギーで、「滅私」^[3]または「自己滅却」^[4]ともいう。

→詳細は「イングソック § オセアニア以外の大国のイデオロギー」を参照

出典

1. イアン・ブルマ、アヴィシャイ・マルガリート 著、堀田江理 訳『反西洋思想』新潮社、2006年、101頁。ISBN 978-4106101823。
2. Buruma, Ian; Avishai, Margalit (2005). Occidentalism: The West in the eyes of itsenemies (Kindle ed.). Penguin. p. 1911 in 2294 (Kindle No.)　Kindle版：ASIN B002DYMBTE
3. 見田宗介「まなざしの地獄」『リーディングス日本の社会学』 12巻、東京大学出版会、1985年、134頁。
4. ジョージ・オーウェル 著、新庄哲夫 訳『一九八四年』グーテンベルク21、PT171頁。https://books.google.co.jp/books?id=mEGpBAAAQBAJ&pg=PAPT171。
5. George Orwell (2017). Nineteen Eighty-Four. Project Gutenberg. http://gutenberg.net.au/ebooks01/0100021.txt