欧州連合の文化政策
ウィキペディア フリーな encyclopedia
欧州連合の文化政策(おうしゅうれんごうのぶんかせいさく)では、1992年に調印されたマーストリヒト条約で共同体の政策の対象に含まれるようになった[1]、欧州連合の加盟国間の文化面での協力について概説する。欧州連合によって文化の分野で取られた行動には7年間の計画であるCulture 2000や欧州文化月間、メディア・プラス・プログラム[2]、EUユース管弦楽団[3]、欧州文化首都といったものがある。とくに欧州文化首都は欧州連合域内のある都市において1年間、その都市の文化の発展を促進する催事である。
さらに欧州連合では欧州理事会の強い要望により、多くの文化関連の計画が進められ、またヨーロッパと文化について扱うウェブポータルを解説して、欧州委員会や加盟国によって、あらゆるひとびとがヨーロッパの文化に、最先端技術を用いて触れることができるようなネットワークを進めている[4]。