フランベジア(framboesia, 英病名:yaws)は、スピロヘータの一属であるトレポネーマ属によって発生する感染症である。トレポネーマ属による疾患には、梅毒、ピンタ、ベジェルなどがある。後記の理由により、森林梅毒や風土性トレポネーマ症とも呼ばれる[1]。梅毒の原因菌である梅毒トレポネーマ Treponema pallidum と形態学的にも血清学的にも鑑別できない[1]。
2013年の WHO総会での決議66.12の中で、フランベジアは2020年までに根絶するという目標が定められた[2]。