柱状節理
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柱状節理(ちゅうじょうせつり、英語: columnar jointing, columnar joint)は、節理と呼ばれる両側にずれの見られない規則性のある割れ目を持つ地質構造であり、割れ目によって多角柱の規則的配列構造が形成される。柱状節理は多くの種類の火成岩で起こり、岩が冷えて収縮すると形成される。柱状節理は溶岩流および火山灰流凝灰岩(溶結凝灰岩)の冷却や、一部の浅い火成貫入(英語版)で起こりうる[1]。堆積岩が近くの熱いマグマによって熱された時にも稀に起こりうる。
柱の直径は3メートルから数センチメートルまで様々で、高さは30メートルのものもある[1]。典型的には並行で真っ直ぐであるが、曲がっていることもある[1]。規則的で真っ直ぐで直径が大きな柱の規則的配列構造はコロネード(列柱)と呼ばれる。それに対して、不規則で、あまり真っ直ぐでなく、直径が小さな配列はエンタブラチュアと呼ばれる[2]。個々の柱の側面の数は3面から8面まで様々であるが、6面のものが最も一般的である[1]。