松竹梅
日本における吉祥のシンボル ウィキペディアから
日本における吉祥のシンボル ウィキペディアから
松竹梅(しょうちくばい)は、慶事・吉祥のシンボルとして松・竹・梅の3点を組み合わせたもののことで、日本では祝い事の席で謡われたり、引出物などの意匠にも使われてきた。もともとは中国の「歳寒三友」が日本に伝わったものである。
いわゆる祝儀曲としてよく歌われるものも含まれる。
松・竹・梅を3種類(Good–better–best)の等級名として使うことがある。松を最上級とし、次いで竹、梅とする場合が多いが、梅を最上級とする場合もある。もともと瑞祥としての松竹梅には明確な優劣があるわけではない。
江戸時代、京・嶋原や大坂・新町の遊廓においては、遊女の格付けにも使われた。松は太夫(たゆう)、梅は天神、竹は囲(かこい、鹿恋とも。また単に鹿とも呼ばれた)である。
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