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松尾 謙二郎(まつお けんじろう)は、1966年(57 - 58歳)生まれ[1]、福岡県出身[2]のサウンドデザイナー[3]、作曲家、メディアアーティストである。武蔵野音楽大学卒[2]。株式会社インビジ[4]、株式会社coton代表取締役[5]。新しい音の価値と経験(サウンド・エクスペリエンス)を創造することをミッションに、サウンドデザイン、楽曲・映像制作、アートインスタレーション、インタラクティブデザインなど行う。
幼少時よりピアノを習い、クラシック好きな父親や、姉兄の影響で多様なジャンルの音楽に触れて育つ。初めて夢中になった楽曲は小学校低学年で聴いたビートルズの『イエロー・サブマリン』と『ゲット・バック』[6]。中学ではベースを始め、本格的にバンド活動をスタートする。高校時代に発売されたヤマハ・DX7、ローランド・S50を自腹で購入し、宅録にのめり込む。武蔵野音楽大学進学と同時に上京しコントラバス科に進む[2]も、自身の興味と大学の教育方針のギャップが大きく、校外でのアルバイトなどに精を出すことでアートインスタレーションや、企画業に開眼する。
大学卒業後、リクルートの契約社員として『じゃらん』のコピーライティングを半年務めるも、福岡に戻りビデオパッケージのBGM制作、広告音楽制作などを開始する。
福岡で行われた夢野久作の展覧会のサウンドデザインを担当[7]したことで、石井聰互監督と知り合い、福岡をテーマにした映画『水の中の八月』の音楽を担当[8]。その後渡英し、プロダクトやファンクションと音楽を組み合わせた活動に傾倒し、パリ装飾美術館でのジャン・マリー・マソーとのインスタレーションなど行う[9]。
帰国後、大手家電メーカーのユーザー・インターフェースのコンサルティングなどを経て、2000年中村優一とともに有限会社インビジブル・デザインズ・ラボを創業。2018年アートユニットinvisiDIRを発足、2019年音とテクノロジーに関するソリューションの提供を目的に、古川聖(東京芸術大学教授)、濵野峻行と共に芸大発ベンチャー株式会社cotonを創業。2020年、有限会社インビジブル・デザインズ・ラボを株式会社インビジに組織変更[10]。
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