東クルディスタン
イラン北西部のクルド人居住地域の非公式名称 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
東クルディスタン又はイラン領クルディスタン (中央クルド語:Rojhilatê Kurdistanê、ペルシア語:بخشهای کردنشین ایران)は、イラン北西部のクルド人居住地域の非公式名称である。西にイラク、北にトルコと接する。コルデスターン州とケルマンシャー州の全域に加え、北ホラーサーン州と西アーザルバーイジャーン州、イーラーム州[1][2][3]の一部を含む。西アーザルバーイジャーン州におけるクルド人の割合は21.7%で、オシュナビーエ郡(英語版)、サルダシュト郡(英語版)、ピーランシャフル郡(英語版)、ブーカーン郡(英語版)、マハーバード郡(英語版)に集中している[4]。2006年の統計ではこの5州に約673万人のクルド人が存在した[5]。
クルド人は東クルディスタンをクルディスタン4大地域の1つと考えている。残りはトルコ南東部の北クルディスタン、シリア北部の西クルディスタン(ロジャヴァ)、イラク北部の南クルディスタンである[6]。
4~500万人がイスラム教スンニ派に属し、[7][8][9][10][11][12]。残りはフェイリと呼ばれるシーア派である。