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智慧
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この項目では、主に仏教用語の「プラジュニャー/パンニャー」に相当する語彙としての「智慧」について説明しています。仏教用語の「ジュニャーナ/ニャーナ」やギリシャ語の「プロネーシス」に相当する語彙については「知恵」を、ギリシャ語の「ソピア(ソフィア)」については「ソピア」をご覧ください。 |
智慧(ちえ)とは、一切の現象や、現象の背後にある道理を見きわめる心作用を意味する仏教用語[1]。原語とその訳語の用いられ方を考慮すると、代表的な用例は下記の3つがあるという[1]。
- 「智慧」が梵: prajñāの訳語である場合[1]。この場合の智慧は、 prajñā の音写語である般若と同等の意味合いで用いられる[1]。六波羅蜜および三学の一つ[1]。般若を参照。
- 智がジュニャーナ(梵: jñāna)の訳語として用いられ、慧が梵: prajñāの訳語として用いられる場合[1]。この場合は、智が慧と区別されて用いられる[1]。本記事で詳述。
- 対応する原語が意識されず、漢訳語として独自の意味をもつ場合[1]。本記事で詳述。
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