晩翠駅
北海道の廃駅 ウィキペディアから
北海道の廃駅 ウィキペディアから
晩翠駅(ばんすいえき)は、北海道空知郡南幌町にあった夕張鉄道の駅(廃駅)である。夕張鉄道線の廃止に伴い1975年に廃止された。
単式ホーム1面1線の地上駅だった。ホームや建屋は高床式の構造に似ていて、全て木造で建築されていた。
駅横に農協穀物倉庫があったため、通称「きらら街道」交差点(信号機のある地点)辺りから、農協倉庫側への引込み線があり、晩翠駅の見た目は1面2線のように見える(参考写真の夕鉄26号機中央左を参照)。
周辺は農業地帯だが、鉄道廃止後は札幌圏の拡大により工業団地などが造成されている。駅跡を示す標柱が南幌町により設置されている。
当時の線路跡はそのまま生活道路となり、通称「きらら街道」(正式名;空知南部広域農道)と呼ばれ、江別市上江別 - 岩見沢市栗沢町(旧:栗沢町)近郊までを結んでいる。
当時の駅舎とホームは線路の南側(江別市方面向き)となっていた。駅裏(岩見沢市・栗沢町向き)は空き地になっており、そこを取り囲むように数軒の民家やコンクリート工場、農林水産省北海道食糧事務所南幌出張所晩翠検査場及び農協倉庫2棟(レンガ造り・木造鉄板張り、各1棟)があった。現在の駅裏空き地周辺には民家はなく、自動車整備工場と農協倉庫が残るのみである。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.