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『時をかける愛』(原題:想見你、英題:Someday or One Day)は、2019年の台湾のテレビドラマ。中視・衛視中文台製作。主演はアリス・クー(柯佳嬿)、グレッグ・ハン(許光漢)、パトリック・シー(施柏宇)。
台湾のテレビ番組賞「2020年第55回ゴールデン・ベル・アワード(電視金鐘奨)」では、6部門にノミネートされ、ドラマ作品賞のほか、主演女優賞(アリス・クー)、脚本賞、革新的作品賞の4部門を受賞した。
2019年の台北。IT企業で働くキャリアウーマンの黄雨萱(ホァン・ユーシュエン/演:アリス・クー)には、大切な恋人、王詮勝(ワン・チュエンション/演:グレッグ・ハン)がいた。しかし、彼は2年前の飛行機事故で行方不明になっていた。詮勝に会いたいと願い続ける雨萱は、ウエブサイト上で彼にそっくりな人物の写真を見つける。そしてその人物の隣には、自分にそっくりな少女と見知らぬ少年の3人が写っていた。雨萱は写真の人物たちを調べようとするが、古い写真であるため何もわからなかった。
その後、詮勝の故郷を訪れた雨萱は、台北に戻る長距離バスの中で不思議な夢を見る。その夢の世界は2019年の台北ではなく、1998年の台南で、その古い写真の人物たちがいた。自分に似た少女は陳韻如(チェン・ユンルー/演:アリス・クー)、王詮勝に似た少年は李子維(リー・ズーウェイ/演:グレッグ・ハン)、見知らぬ少年は莫俊傑(モー・ジュンジエ/演:パトリック・シー)といい、3人とも同じ高校に通う同級生だった。台北に着いて目を覚ました雨萱は、夢で見た情報を調べていくうちに、その内容が事実と一致していることに気づく。さらに思いがけない出来事から雨萱は、1998年の台南にタイムスリップしてしまい、当時発生した傷害事件に関わる。
役名 | 俳優名 | 役柄 |
---|---|---|
黄雨萱(ホァン・ユーシュエン)
陳韻如(チェン・ユンルー) |
アリス・クー(柯佳嬿) | #あらすじ参照 |
王詮勝(ワン・チュエンション)
李子維(リー・ズーウェイ) |
グレッグ・ハン(許光漢) | #あらすじ参照 |
莫俊傑(モー・ジュンジエ) | パトリック・シー(施柏宇) | #あらすじ参照 |
謝芝斉(シエ・ジーチー)
謝宗儒(シエ・ゾンルー) |
ヤン・ユーリー(顔毓麟) | (黄雨萱の心理カウンセラー)
(李子維らの同級生) |
呉文磊(ウー・ウェンレイ) | 張翰(チャン・ハン) | (陳韻如の叔父) |
呉瑛嬋(ウー・インチャン) | 厳藝文(イェン・イーウェン) | (陳韻如の母) |
陳思源(チェン・スーユエン) | 林鶴軒(リン・ハーシュエン) | (陳韻如の弟) |
昆布(コンブ)(本名:林曉蓉) | 大文(ダーウェン) | (黄雨萱の学生時代からの親友。会社の同僚) |
陳放蕩(チェン・ホウトウ)
(本名:陳財裕(チェン・ツァイユー)) |
大飛(ダーフェイ) | (王詮勝の学生時代からの友人。デザイン事務所の共同経営者) |
阿脫(アトゥオ) | 章廣辰(チャン・グァンチェン) | (黄雨萱の同僚) |
小黛(シャオタイ) | 林子珊(リン・ズーシャン) | (黄雨萱の同僚) |
毛毛(マオマオ) | 梁子淇 | (黄雨萱の学生時代の友人) |
黄雨萱(幼年時代) | 鄭又菲 | |
李子維(幼年時代) | 胡千禾 | |
莫俊傑(幼年時代) | 何承蔚 | |
謝芝斉(幼年時代) | 曾華暄 |
役名 | 俳優名 | 役柄 |
---|---|---|
娜(ナー)先輩 | 張家慧 | (黄雨萱の先輩同僚) |
Sunny(サニー)先生 | 曾之喬 | (動物霊媒師) |
Vicky(ビッキー) | 簡廷芮 | (謎の女性) |
顔力正 | 邱勝翊 | (黄雨萱の同僚) |
教官 | 徐詣帆 | (鳳南高校の生活指導教官) |
蔡雯柔 | 梁洳瑄 | (陳韻如の高校のクラスメート) |
張奇恩 | 楊翹碩 | (陳韻如の高校のクラスメート) |
澟月(リンユエ) | 阿翰 | (黄雨萱の同僚。開発部所属の天才プログラマー) |
莫ばあさん | 馬惠珍 | (莫俊傑の祖母。かき氷店経営) |
阿南 | Any安偉 | (コーヒーショップの店員) |
楊碧雲 | 朱芷瑩 | (台南警察署の捜査係長) |
阿哲 | 連晨翔 | (王詮勝の高校の同級生) |
杜斉閔(ドー・チーミン) | 黄鴻升 | (黄雨萱の大学時代の先輩) |
ホァン・ティエンレン(黄天仁)
ジェン・チーフォン(簡奇峰)、 リン・シンホイ(林欣慧)
チェン・ジーハン(陳芷涵)、 マー・イーティン(麻怡婷)
年 | 賞 | 部門 | 対象者/作品 | 結果 | |
2020年 | 第55回ゴールデン・ベル・アワード | ドラマ番組賞 | 受賞 | [4] | |
---|---|---|---|---|---|
ドラマ部門主演男優賞 | グレッグ・ハン(許光漢) | ノミネート | |||
ドラマ部門主演女優賞 | アリス・クー(柯佳嬿) | 受賞 | |||
ドラマ部門脚本賞 | 簡奇峯、林欣慧 | 受賞 | |||
ドラマ部門監督賞 | 黄天仁 | ノミネート | |||
ドラマ部門革新的作品賞 | 受賞 | ||||
釜山国際映画祭 アジア・コンテンツ・アワード | 最優秀作品賞 | ノミネート | [5] | ||
最優秀アジアドラマ賞 | ノミネート | ||||
アジア映画・芸術クリエイティブアワード | 最優秀オリジナル脚本賞 | 簡奇峯、林欣慧 | ノミネート | [6] | |
2021年 | アジアテレビ大賞 | 最優秀オリジナル脚本賞 | ノミネート | [7] | |
最優秀監督賞(フィクション部門) | 黄天仁 | ノミネート | |||
最優秀主題歌賞 | 孫盛希〈Someday or One Day〉 | 受賞 | |||
2020年度YAHOO!検索人気大賞 | 台湾人気ドラマ大賞 | 受賞 | [8] | ||
台湾人気ドラマ主題歌賞 | 八三夭〈想見你想見你想見你〉 | 受賞 |
台湾での最終回の放送日(2020年2月16日)を直前に控えた2月10日、最終回のエンディングがインターネット上に流出していたことが判明した。 その翌日、製作スタッフは公式声明を発表し、流出したエンディングは最終版ではないとし、視聴者には視聴しないこと、海賊版リンクを配布しないことなどを呼びかけるともに、ドラマの公式SNSに特典映像「もう一つのエンディング」を最終回の放映終了直後にアップした[9]。
また、さらなるファンサービスとして最終回放映の翌日に、このドラマの主題曲を歌った孫盛希と八三夭がオープニング曲とエンディング曲をクロスオーバーさせたミュージックビデオを発表している[10]。
2022年12月30日に台湾でテレビドラマ版と同じ出演者とスタッフによって製作された映画版が公開された[16]。映画版はテレビドラマ版の続編となっており、2009年から2017年が舞台である。2024年5月現在、日本未公開。
2023年9月に韓国でのリメイク版ドラマ『いつかの君に』(英題:A Time Called You)が公開された。チョン・ヨビン、アン・ヒョソプ、カン・フンらが出演している。
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