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本社所在地は愛媛県松山市。資本金は約3千万円。1939年(昭和14年)2月11日、創業者である安藤明が自宅のあった松山市千舟町に貸本店「明文堂」を開業[2]。1946年(昭和21年)には松山市湊町に古本屋として湊町本店(後の松山本店)を開店させた[2][3]。1950年(昭和25年)12月23日に「株式会社明屋書店」として法人化[2]。1973年には松山本店南側に本社建物が完成した[3]。
2012年6月、書店経営を巡る環境の変化に対応する策として、トーハンに資本・業務提携を要請する。これに伴い発行株式40.8%をトーハンが取得し筆頭株主となり、事実上のトーハングループ入りとなった[4]。2013年からはトーハン出身者が代表取締役社長となっており、小島俊一(2013~2017)[5]、酒井修(2017~)と社長が変わっている。なお、創業家一族は引き続き経営陣に残っている。
2014年4月から南海放送ラジオ「明屋書店プレゼンツあなたの本棚」を放送開始[6]。
2014年7月1日、グループ会社である、四国明屋書店・九州明屋書店・山口明屋書店・クリエイト明屋・明文堂[要曖昧さ回避]を明屋書店に統合する。
2014年10月には、音楽CD店や書店を運営する株式会社イケヤ(静岡県浜松市)の書籍、マルチメディア商品などの販売事業を譲り受け、11月1日以降静岡県内の「イケヤ文楽館」4店舗の営業を引き継ぐと発表。[7]
2015年4月25日、株式会社コッコ・サンと業務提携し、松山市湊町銀天街ショッピングビルGET!3階にあるコッコ・サンの店舗を「えほんの店コッコ・サン with 明屋書店」として全面リニューアルオープンした。
2015年7月から開始したあいテレビ(TBS系列)の情報番組「よるマチ!」のコーナー「明屋書店オススメ本紹介コーナー」を取り上げている[8]。
同年8月26日、「AEL MATSUYAMA」(旧ラフォーレ原宿松山店跡地)2階に、生活者視点の新提案型店舗「SerenDip明屋書店アエル店」をオープンした。[9]
2019年2月に創立80周年記念として「読み継いでいきたい本」をテーマに「明屋本大賞」を初開催[10]。
2021年8月27日、松山本店と本店南側にある本社建物の老朽化のため、松山本店を2022年2月に閉店し、本社建物も2022年3月に閉館し、リニューアルオープンする中央通店に本社機能を移転することが発表された[3]。
社名は創業者の名前「安藤明」に由来。「店内は明るくあれ」「社員は明朗であれ」との願いをこめている。「明」は「はる」とも読めるため、「春」や「晴れ」という前向きさもイメージしている。 本社社屋にも「トトビル」という愛称があり、「トト」とは、ギリシャの学問の神の名前である。
全国13都道府県にフランチャイズを含み86店舗ある。大部分が愛媛県・山口県・広島県・福岡県・大分県にある。(★はフランチャイズ店舗)
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