新庄劇場
ウィキペディア フリーな encyclopedia
新庄劇場(しんじょうげきじょう)とは、元プロ野球選手であり、2022年から監督(2022年シーズンに限り、登録名が「BIGBOSS」となっていた関係上、「新庄」「BIGBOSS」どちらも表記)を務める新庄剛志が主に北海道日本ハムファイターズ所属時に行った、グラウンド内外におけるパフォーマンスの総称である。日本ハム時代のアルファベット表記での登録名から「SHINJO劇場」と表記されることもある[1]。
基本的には現役最終年となった2006年の出来事を指す。広義では2004年 - 2006年の日本ハム時代全体を指し、最広義では野球人生全体を指す。
新庄は2006年のシーズン開幕直後の4月18日に同シーズン限りでの現役引退を表明し、日本シリーズで優勝して引退するまで、試合そのものでの活躍と試合前のパフォーマンスショーなどファンサービスで注目を浴び続けた。なお日本一を達成したこの年の日本ハムの活躍が「新庄劇場」と称されることもある[1][2]。
本人はこの劇的なラストシーズンについて「(強運を)もってるわ、俺。本当にこの漫画みたいなストーリー、出来すぎてません、これ? 今後俺、体に気をつけたいと思います」と総括した[3]。
この「新庄劇場」のフレーズは本人自体を指す「SHINJO」と共に2006年度ユーキャン新語・流行語大賞の候補にノミネートされた[4]。
監督となり、現場に復帰した2022年になっても新庄劇場は健在で、ド派手なスーツで監督就任会見に臨む[5]、打順をガラポンで抽選する[6]、選手のインスタライブで新庄が乱入する[7]、新庄自身の登録名を「BIGBOSS」にする、などが挙げられる。