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打狗港
台湾 の 高雄港 の古称 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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打狗港(だくこう[1])は、台湾の高雄港の古称。打狗(タークー[2])とは高雄の古称である。日本統治時代以前の高雄港について説明する。現在の高雄港に関しては高雄港を参照のこと。
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初期の打狗港は漁港として機能し、清朝が正式に開港する以前は鳳山の管轄に置かれていた。清代においては台湾南部では安平港に次ぐ港湾であり、安平港が堆積物により大型船舶が利用できなくなるにつれ、打狗港の地位が向上してきた。
打狗港の発展にともない周辺地域の開発も進み、加えて打狗地区の物価が廉価であったことから多くの商人が打狗で商品を買い求め貿易拠点を設立していった。更にイギリス領事館が設置されたことで、イギリスの貿易拠点としての地位を確立した。対外貿易の発展に従い、打狗港周辺に多くの集落が形成され、旗后荘、塩埕埔荘、哨船頭、苓仔寮、三塊厝等の地名は現在でも使用されている。