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日本の俳優 ウィキペディアから
茨城 ヲデル(いばらき ヲデル、本名及び旧芸名:広瀬 圭祐〈ひろせ けいすけ〉、1985年10月13日 - )は、日本の俳優。茨城県つくば市出身[4]。東京都杉並区在住[4]。あだ名は「のりさん」[5]「のりを(のりお)」[1]「のりりん」。
かつてはACTに所属し、2017年1月よりハルク・エンタテイメントに移籍[6][7]。2019年夏頃に退所。フリーの期間を経て、2021年4月よりオフィスMORIMOTO二部に所属していたが[2]、のちに退所し、2023年5月よりG-STAR.PROに所属している[8]。
2003年に茨城県立下妻第二高等学校[9]を卒業後に上京し[10]、専門学校武蔵野ファッションカレッジに入学[9]。カラーコーディネート3級、洋裁技術検定3級、販売士検定3級の資格を持つ[7]。
専門学校卒業後は洋服屋で働いていたが[11]、2008年頃よりパフォーマンス集団「東京パワーゲート」に加入し、役者活動を開始[12][13]。舞台を中心に出演していた。劇団所属時は「PePe」という愛称だった[14]。
のちに活動の中心を映像に移し、2014年2月の『慰謝料弁護士』第5話にてスチールではあったが、これが初めての本格的なテレビドラマ出演となる[15]。同年5月の『極悪がんぼ』第7話で初めてセリフ付きの役を演じ、『信長協奏曲』では家臣役として出演し、初めてクランクインからクランクアップまで撮影に参加した[15]。
2015年公開の映画『道しるべ』で、映像作品では初めて名前付きの役を演じた[16]。
2017年2月、シシド・カフカのミニアルバム『DO_S』収録曲「タチアガレ」のミュージック・ビデオに、シシド・カフカの歌声にリップシンクして踊り狂う怪しいおじさんとして出演し、大きなインパクトを与える[10]。同年3月3日に開催された同ミニアルバムのリリースイベントや[17][18]、同年12月のライブツアーの東京公演にも出演し[19]、ステージ上でパフォーマンスを披露している。
2019年、上田慎一郎が監督・脚本を務める松竹ブロードキャスティングのオリジナル映画プロジェクト第7弾のオーディションに参加。約1500通の応募の中から、50人まで絞られたワークショップを交えた第三次オーディションまで残るものの、最終の15人には残らなかった。しかしながら、当時同事務所所属だった宮島三郎らとともにメインキャストに近い立ち位置に加わることとなり[20]、映画『スペシャルアクターズ』に旅館の番頭役として出演を果たし、メインビジュアルにも広瀬の姿が描かれている。
2020年8月、東京都独自の芸術文化活動支援事業「アートにエールを!東京プロジェクト」にて、映像監督に初挑戦し、映像作品『帰る場所』を製作。自身も出演している[21]。
同年11月13日、これまで本名の広瀬圭祐名義で活動していたが、茨城ヲデル名義で活動していくことを発表した[22]。
2023年5月1日、自身のTwitterにて所属事務所がG-STAR.PROとなったことを発表した[8]。
特技は殺陣、物真似、茨城弁[2][7]。殺陣の稽古風景はYouTubeで確認することができる[23]。茨城弁の方言指導の仕事に携わったこともある[24]。
濃い髭や眉毛を持った顔が特徴的[25][26]。映画監督のふくだみゆきは広瀬の顔を「面長の顔に余白がないほどパーツと毛をぎゅうぎゅうに敷き詰めたような印象的なお顔」「画面にいるとつい目がいってしまうほどの顔のうるささ」と表現している[27]。髭を剃った状態では、過去に『ホンマでっか!?TV』の再現VTRで石原良純を演じたり、『笑っていいとも!』の「そっくりさんカーニバル」のコーナーにデニス・植野行雄のそっくりさんとして出演したことがある[15][28]。元々はイラン人に間違われるほどに彫が深めの[29]端正な顔立ちであり、ジュノン・スーパーボーイ・コンテストへの応募経験もある[30]。
髭が濃い一方で、頭髪は20代後半から薄毛になり始めている[30]。2015年12月にサンバリュ『コンプレックス応援バラエティー みんなで悩めばコワくない』(日本テレビ)に薄毛に悩む人物として出演し、「薄毛でもカッコイイと言われたい」と告白[31]。薄毛の先人にアドバイスをもらうため、バイきんぐ・小峠英二とともに街ロケを行った[30][32]。
実際の年齢以上に見られがちであるが、MVで共演したシシド・カフカとは同い年、映画で共演した大澤数人よりも年下である。
性格は真面目で、年下の共演者にも腰が低く、謙虚で優しい。責任感が強く、人との関わりを大切にしているが、どこか抜けていていて頼りになりきらない面もあるという[27]。
ダンスやカラオケなどに対して、上手に歌いたい、かっこよく見られたい、モテたいと思ってしまい、かつては苦手意識を持っていた。知り合いのダンスチーム「Bear Knuckle」のメンバーに「適当に曲かけるから踊ってみて」と言われた際に音に任せて体を動かしてみたところ、凄く評価され、ダンスや芝居などについてかっこよく見せようとせずとも自分が感じたまま表現すれば誰も何も言わないと気付き、きっとそれを喜んでくれる人がいると考え始め、自分自身のことも好きになっていったという[10]。結果、シシド・カフカのMVのオーディションに合格したり、映画『スペシャルアクターズ』の主題歌の踊ってみた動画で楽しそうに踊る姿を見せていたりする[33]。
2018年秋ごろに父親に「役者を10年やった…頑張った」と言われ、松竹ブロードキャスティングのオリジナル映画プロジェクト第7弾のオーディションに合格できなかったら役者を辞めるつもりだった[34]。最終選考までは残らなかったため、一度は引退を決意していたものの、サブキャストとして映画『スペシャルアクターズ』への出演の声がかかり、役者を辞めることを辞めたという[35]。
2021年8月、「初代店長ハブヲ」として茨城ヲデルをモデルにしたLINEスタンプが、目黒区の沖縄料理屋「琉球食堂ハブとマングース」によりリリースされている[36]。
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