幻想水滸伝シリーズの世界観
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幻想水滸伝シリーズの世界観(げんそうすいこでんシリーズのせかいかん)では、『幻想水滸伝シリーズ』の世界観について説明する。本項目では世界観を共有している第1作『幻想水滸伝』から『幻想水滸伝V』のナンバリング作品の世界観について主に述べる。世界観を共有しない部分が多い『幻想水滸伝ティアクライス』『幻想水滸伝 紡がれし百年の時』は、それぞれの項目を参照。
『幻想水滸伝』から『幻想水滸伝V』までの作品群は同じ世界の異なる地域・時間における物語であり、それぞれの作品内で何らかのつながりが描かれることがある。共通して東洋・西洋のスタイル・風俗・文化をミックスした世界観であり、日本式や中国式あるいは中世ヨーロッパなどの建築様式・風俗などが混在している。
なお、開発者によって無数の世界が並行に存在する「百万世界」世界が舞台であることが明言されており[1][2]、この世界に存在する竜は「翼と鱗の世界」からやってきたとされる[2][3]。この「百万世界」という世界観は設定が大きく異なる『幻想水滸伝ティアクライス』でも重要な要素として存在しており、『幻想水滸伝 紡がれし百年の時』にも通じる概念が存在している。