巨大な赤い龍
ウィリアム・ブレイクの絵画作品群 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
巨大な赤い龍(きょだいなあかいりゅう、The Great Red Dragon paintings)は、1805年から1810年頃にウィリアム・ブレイクによって描かれた水彩画の作品群である[1]。ブレイクはこの時期に任命を受け、聖書の挿絵として100点以上の絵画を制作している。これらの絵画はヨハネの黙示録の様々な場面に登場する「巨大な赤い龍」を描いている[2]。
また、もう一つのしるしが天に現れた。見よ、大きな、赤い龍がいた。それに七つの頭と十の角とがあり、その頭に七つの冠をかぶっていた。—『口語 新約聖書』ヨハネの黙示録 12章3節