左近桜
京都御所の内裏にある桜 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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左近桜(さこんのさくら)は、京都府京都市上京区京都御苑3の京都御所の内裏にある桜。紫宸殿正面の階段から見て左にある桜の樹で、右近橘に相対する。平安時代の平安京の頃から何度も植え替えられてきており、2018年(平成30年)時点での当代の左近桜は1998年(平成10年)に植栽したヤマザクラ系の桜である[1]。左近桜という名称は、殿上で儀式のあるときこの桜の方に左近衛の陣を敷いたことによる。南殿の桜ともいうが、桜の栽培品種のタカサゴ(高砂)やマツマエハヤザキ(松前早咲)の別名も「南殿」であるため混同に注意が必要である[1]。