州間高速道路15号線
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州間高速道路15号線(しゅうかんこうそくどうろ15ごうせん、Interstate 15、略称:I-15)はアメリカ合衆国西部を走る州間高速道路であり、南カリフォルニアから山間地域西部を走っている。メキシコ国境近くのサンディエゴ郡が起点、カナダのアルバータ州が終点で、途中カリフォルニア州、ネバダ州、アリゾナ州、ユタ州、アイダホ州、そしてモンタナ州を通過する。また、サンディエゴ、ラスベガス、ソルトレイクシティ、アイダホフォールズ、グレートフォールズなどの大都市を結んでいる。さらに、オレンジ郡、ロサンゼルス郡などの市街地からも近い。アイダホ州、ユタ州、アリゾナ州の区間は「退役軍人記念ハイウェイ」に指定されている[2]。南端のサンディエゴでは州間高速8号線、アメリカ国道15号線と接続し、北端ではアルバータ・ハイウェイ4号線と接続している。
概要 情報 ...
情報 | |
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運営 | アメリカ合衆国 |
高速道路名 | 州間高速道路 |
起点と終点 | サンディエゴ-カナダ国境 |
距離 | 2,307.03 km (1433.52 mi)[1] |
完成年 | 1957年 |
ジャンクション | I-8 I-10 I-40 I-515 I-70 I-80 I-86 I-90 |
交通量 |
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この道路が建設された目的はインランド・エンパイアとカリフォルニア州サンディエゴの接続、ラスベガスへの観光促進、アリゾナ・ストリップへのアクセス提供、ローガンを除くユタ州内の大都市統計地域への州間アクセス、ポカテッロ、アイダホフォールズ、グレートフォールズへのバイパス路線などである。建設当初から、この道路は北米大陸の重要な商業ルートであった。現在では北米自由貿易協定の結果として、ラスベガスにある州間高速道路515号線とのジャンクションからカナダ国境までの区間が北米回廊に指定されている[3]。また、この道路の建設によってカリフォルニア州、ネバダ州、ユタ州は全米で急成長を遂げる州の仲間入りを果たした。