尾鷲の雨
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尾鷲の雨(おわせのあめ)は、一度降り始めるとどしゃ降りになるという特徴があり、年間の降水量は日本の気象官署の中で上位にある[2][3][4][5][6][注 1][注 2][注 3]。尾鷲に降る雨粒の大きさは飴玉にたとえられ[3]、「上からも下からも降る」[3]ないし「下から降る」と形容される[7][8][9]ように非常に激しく降る[3][8]。降水量の多さから尾鷲市のイメージとして「雨」を挙げる人は多く[10]、中には「尾鷲はいつも雨が降っている」と誤解している人もいる[5]。
本項において「尾鷲」とは、尾鷲特別地域気象観測所のある尾鷲市街およびその背後にある山地、すなわち旧北牟婁郡尾鷲町の領域を指すものとし、市域全体を指す場合は「尾鷲市」と記載する。