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富良野岳(ふらのだけ)は、石狩山地の十勝岳連峰の南西部に位置し、富良野市と上富良野町にまたがる標高1,912mの山である。山域は大雪山国立公園に指定されている[3]。
火山ではあるが、山麓の安政火口を除き、古い時代に活動を終えたと考えられる。そのため、安政火口近辺を除いて全山高山植物が豊富で、特に山頂部は夏の時期は広大なお花畑が広がる。花の百名山に選定されていて、その著者の田中澄江は代表する高山植物としてエゾノハクサンイチゲなどを紹介した[4]。エゾウサギギク、エゾツツジ、エゾノツガザクラ、エゾルリソウ、コイワカガミ、ダイセツトリカブト、チングルマ、フタマタタンポポなども見られる[5]。隣接する十勝岳が有史以来の激しい噴火のため、山頂部に植物に乏しいのと対照的である。
北側の十勝岳温泉からと、南側の原始ヶ原登山口からの2本の登山道がある[6]。
周辺には無人の避難小屋があり、十勝岳温泉の登山口には宿泊施設がある。
石狩山地の十勝岳連峰南部にあり、東北東の上ホロカメットクとの間には三峰山(1,866m)、西南西に延びる稜線には前富良野岳(1,625m)と旭岳(1,335m)がある。山頂に一等三角点が設置されている[1]。
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