女王陛下のユリシーズ号
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『女王陛下のユリシーズ号』(じょおうへいかのユリシーズごう、H.M.S. Ulysses)は、イギリスの作家アリステア・マクリーンが1955年に発表した海洋冒険小説。作者の処女作である。第二次世界大戦中、ソ連に援助物資を送る架空の輸送船団FR77とドイツ軍との死闘を、FR77の護衛部隊の旗艦である架空のイギリス海軍巡洋艦「ユリシーズ」を中心に描いた作品。
日本語版は、村上博基の訳で早川書房のハヤカワ・ノヴェルズ、その後ハヤカワ文庫NVから出版されている。
1970年に『週刊少年サンデー』で漫画化(全11回)された。構成を滝沢解、作画は野口太陽がつとめた。単行本化はされていない。