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『大鴉の言葉』(古ノルド語: Hrafnsmál)とは、スカルド詩の一つである。断片的に残っており、残っているのは全23スタンザである。一般に9世紀ノルウェーの詩人ソルビョルン・ホルンクロヴィの作であると考えられている。
この詩の大部分は、名も無きヴァルキュリャと大鴉(ワタリガラス)の対話で構成されている。両者は、ハラルドル美髪王(ノルウェー王ハーラル1世)の生涯と戦歴について議論を交わす。そのため『ハラルドルの歌』(古ノルド語: Haraldskvæði)という題で言及されていることもある[1]。
この詩の韻律は、大部分が談話律(古ノルド語: Málaháttr)であるが、一部には古譚律(古ノルド語: Fornyrðislag)や歌謡律(古ノルド語: Ljóðaháttr)もみられる[2]。
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