大隈湾
ウィキペディアから
ウィキペディアから
大隈湾(おおくまわん、英: Okuma Bay)は、南極大陸からロス海に突き出たエドワード7世半島の西岸、ロス棚氷との接続部にある湾[1]。白瀬海岸の一部にあたる。
1902年、イギリスのロバート・スコット率いるディスカバリー号の探検[注釈 1]によって、この湾は発見された[1]。1912年、日本の南極探検隊を率いる白瀬矗中尉によって、大隈重信に因み「大隈湾」と命名された[1]。
大隈重信は白瀬の南極探検の重要な支援者であり、「南極探検後援会」の会長を務めていた[2]。大隈湾(Okuma Bay)という命名は、1933年にアメリカ地理学協会によって認められ、国際的な名称となった[2]。なお、大隈湾を含むエドワード7世半島西岸一帯は、1961年に白瀬海岸(Shirase Coast)と名付けられている[3]。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.