大野日吉神社
石川県金沢市にある神社 ウィキペディアから
石川県金沢市にある神社 ウィキペディアから
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.
金沢港に近く、醤油の製造で有名な大野町に鎮座する。 社殿が高台に位置するため、参道はかなり傾斜の急な坂道になっている。 背後には、大野やすらぎの森が存在する。
『村社日吉神社御由緒調査書』によると、近江国の日枝山から大山咋神を勧請したのが当社の創建である。創建については、この説の他にも数説が存在する。
近隣の、大野湊神社とは深い関係があるとされる。
創建当初の祭神は大山咋神のみであったが、貞観2年(860年)に大物主神を勧請して合祀。
保元年間(1146年~1148年)には非常な繁栄を誇った。 しかしその後、木曾義仲の軍勢や、賊徒の手によって、二度社殿が焼失。 次第に威勢を失う。
だが一転して、江戸時代には加賀藩の藩主、前田家によって篤い崇敬を受ける。 歴代藩主が当社に数度参詣。また、宝物の奉納や祈祷も行った。 氏子の崇敬も篤く、創建から1000年、1050年、1100年を記念した3度の祭典が行われた。