変態家族 兄貴の嫁さん
ウィキペディアから
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『変態家族 兄貴の嫁さん』(へんたいかぞく あにきのよめさん)は、1984年公開の日本映画。周防正行が監督・脚本を手がけた監督デビュー作。 本作は、2018年に開かれた第68回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門において、リマスター版が上映された[1]。
成人映画ではあったが、監督の周防は大好きな小津安二郎のカメラワークを再現、同監督へのオマージュに終始したという[2]。
周防はこのような方針を取った理由について、「助監督をやっているうちに、なにを撮っていいのかわからなくなった。どうしようと思っていた時に、大好きな世界を撮りたいと思って小津監督の映画にしました。ピンク映画という枠組みの中で、徹底的に小津映画のモノマネをするとどうなるのか。僕にとっての卒業研究のようなものでした(笑)」と2019年の講演の中で明らかにしている[3]。
間宮家の長男・幸一と結婚した百合子は、夫の父や弟妹が暮らす実家で同居生活をはじめた。ところが義父はスナックのママに熱を上げ、義妹は風俗で働くようになり、義弟は万引きで警察の世話になってしまう。
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