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新潟県の道路 ウィキペディアから
国道8号 白根道路改良(こくどうはちごう しろねどうろかいりょう)は、1960年代に行われた、当時の新潟県西蒲原郡黒埼村大字大野(現新潟市西区大野町)から白根市大字白根(現新潟市南区白根)を経由して三条市代官島に至る国道8号(国道17号重複区間、一部区間は新潟県道46号新潟中央環状線、新潟県道55号新潟五泉間瀬線とも重複)の整備事業[1]:591。
本事業着手前の国道8号(国道17号重複)は中ノ口川の堤防上や白根市街を経由する経路が設定されており、非常に狭隘であった。そうしたなか、東京・新潟間を70 km/hで約5 - 6時間で結ぶ舗装道路の建設が構想され[2][3]、白根市(当時)付近の区間では1961年(昭和36年)より新道の整備が開始された[3]。新国道と呼ばれたこの道路は1964年(昭和39年)開催の第19回国民体育大会(新潟国体)までに開通し、経路は当時の白根市内だけで3.2 km[3]短縮された。
新国道の開通以降、沿線では開発が進んだが、2車線であることに加え、交差点が短い間隔で設けられており、交通量の増加もあいまって、特に白根北部の住宅地である大通から上塩俵にかけてと、白根中心部の保坂から戸頭にかけての2区間においては渋滞や速度低下が慢性的に発生するようになった。この対策として、道路幅を拡張して1車線あたりの車線幅を拡幅し、歩道を増強する工事が(車線数は2車線を維持。当初は4車線化で都市計画決定されていた[4][5][6]が未着工)行われたが、特に白根市街近傍の区間についてはバイパス道路「白根バイパス」の整備が行われた(国道8号の整備事業名に「白根バイパス」を使用するのはこれが初めて。整備内容の詳細は同項参照)。
大通付近では路側放送が放送されている。なお、設備の老朽化などのため2007年(平成19年)7月1日付で一旦休止され、同年11月下旬から設備更新工事が行われ、2008年(平成20年)4月1日に再開された(但し放送そのものは2007年(平成19年)10月より再開)。また、2006年(平成18年)3月までは2時間ごとの更新であったが、同年4月より10分ごとの更新となっている。
中ノ口川に架かる大野大橋は2車線しかなく老朽化していたことから、2005年(平成17年)に4車線の鋼橋に架け替えられた。
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