商人(しょうにん、しょうひと、あきびと、あきゅうど)(「あきんど」と読むこともあるが、くだけた読みであり、公式の場では用いない。)
- 商業を営む人。「しょうにん」と読む。本稿で後述。
- 商法学における基本概念の一つ。 「しょうにん」と読む。自己名義で商行為をなすことを業とする者。本項でも触れるが、商人 (商法)で詳説。
- 中国の古代王朝の一つである商(殷)の国民若しくは出身者、又は彼らの子孫。「しょうひと」と読む。中国で最も早くから、ある場所で安価で購入した物資をその物資に乏しい別の場所で高価で売却して差益を稼ぐことを生業とする者が現れた民族といわれるが、上の「商人」の語源となったというのは俗説にすぎず、言語学的には、商売の「商」は「当」(相当する)からの派生語と考えられている。